横浜は日本の中でもトップクラスに、スタートアップが多い地域となっています。
関東圏内へのアクセスはもちろん、新幹線、飛行機など全国への交通サービスも充実しています。
横浜でこれから開業される際、事業立上げに必要な資金や、運営の資金に頭を悩ませる方も多いと思います。
そこで、日本政策金融公庫の創業融資について、解説させて頂きます。
これから起業する方に、日本政策金融公庫をおすすめする理由
日本政策金融公庫は、株式会社でありながら、国も半分出資する、いわゆる半官半民の金融機関です。
従来、これから起業する方の与信は低く、融資を受けにくいものですが、日本政策金融公庫では、積極的に融資を貸付しています。
地銀や信用金庫、信用組合などの民間金融機関よりも、創業融資のハードルが低いのが特徴です。
そのため、これから起業される方には日本政策金融公庫をおススメしています。
横浜の日本政策金融公庫の支店はどこ?
横浜で起業される方が、日本政策金融公庫から創業融資を受けたい場合、「日本政策金融公庫 横浜支店」と「日本政策金融公庫 横浜西口支店」の2つのどちらかに申請されることになります。
横浜支店
〒231-8831横浜市中区南仲通2-21-2
最寄り駅:日本大通り駅
詳細URL:https://as.chizumaru.com/jfc/detailMap?account=jfc&accmd=0&bid=372
横浜西口支店
〒220-0004横浜市西区北幸1-11-7(日本生命ビル)
最寄り駅:横浜駅
詳細URL:https://as.chizumaru.com/jfc/detailMap?account=jfc&accmd=0&bid=67
日本政策金融公庫の創業融資制度は?
日本政策金融公庫の創業者向け融資制度は、「新創業融資制度」となります。
※2022年4月4日現在。
対象となる資金の使い道としては、「設備投資」や「運転資金」となります。
融資限度額は3,000万円ですが、運転資金は上限1,500万円となります。
原則、担保・保証人は不要となっており、いわゆる無担保・無保証で融資をお受け頂くことが可能です。
審査を始めてから、実際に融資が着金するまでの期間は、3週間~1ヶ月半程度は見ておかれることをおススメいたします。
(※案件ごとのご状況によって、前後する可能性があります)
求められる要件や、金利について、以下のページから詳細が確認頂けますので、ぜひご覧ください。
日本政策金融公庫から融資を獲得する3つのポイント
日本政策金融公庫が注視するポイントを知り、申請に向けて準備をしておくことで、融資獲得の成功率が上がります。
日本政策金融公庫は、「自己資金が十分にあるか」、そして、「これから行う事業の経験が十分にあるか」を注視します。
・自己資金について
「自己資金」が多いほど、融資の成功確率はもちろん、調達できる金額も増える可能性があります。
「自己資金」とは起業される方が、準備して貯めてこられたお金を指します。
タンス預金など、手元に現物のお金を貯めておいた場合は、見せ金ではないことの確認がしにくく、自己資金とはみなしてくれない場合があります。
一番確実なのは、特定の銀行口座に、長い準備期間の中で着実に自己資金を貯めておかれることです。
自己資金を多く見せようとして、融資審査の直前に知り合いからまとまったお金を借りるなどしても、面接の際に指摘されますのでご注意ください。
しかし、ご親族から贈与を受けた場合は自己資金とみなされるなど、事情によって扱いは異なります。
もし、自己資金が不足していることで、審査に落ちてしまったとしても、半年以降にもう一度審査を受けることができます。
再審査までの間に自己資金を増やしておくことで、再審査で融資を獲得できたケースもあります。
・これから行う事業の経験について
日本政策金融公庫は、あなたがこれから行う事業について、十分な経験やノウハウがあるかを注視します。
具体的には、起業後に実施する事業に関する経験、実績です。
まったく経験の無い事業を始める場合は、審査に落ちやすくなります。
経験・実績が無い場合でも、経験・実績のある方をメンバーに引き入れたり、フランチャイズ等を利用してノウハウを買う場合は、審査に通る可能性が上がります。
しかし、一番良いのは社長様ご自身に経験・実績があることとなります。
もし、これから起業をお考えで創業融資をご検討の方は、経験・実績が見られることを意識しながら、経験・実績作りに取り組まれることをおススメさせて頂いております。
経験については2~3年程あれば、審査に通る可能性が十分に出てきます。
6年以上あれば申し分ないです。
経験・実績不足で審査に落ちてしまったとしても、経験・実績を積んでから再申請することで、再審査に通る可能性があります。
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融資に一度落ちてしまうと、6ヶ月間は再申請することができません。
事業を始める時期が既に決まっている方は、一発勝負となりますので準備に取り組まれることをおススメいたします。
日本政策金融公庫の融資審査に通るか、ご不安な方もいらっしゃるかと思います。
そこで活用頂きたいのが、当事務所の無料相談です。
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融資の事はもちろん、会社を始める際のお手続きなど、起業に関するご相談を承っております。
事業を立ち上げるには、やることがたくさんあります。
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