みなさま、こんにちは。
横浜市は、近代的な建築物や文化施設が立ち並ぶ港町として知られておりますが、その背後には独特なビジネス環境が広がっています。東京の隣という地の利を活かして、国内外の多くの企業が拠点を構えるこの都市は、新しいビジネスのチャンスに溢れています。しかし、多くの方が新しいビジネスを始める際に直面するのが資金調達の問題です。どれだけ素晴らしいアイデアや計画があっても、それを実現するための資金がなければ、夢は夢のままですよね。
そこで、この度は横浜市において創業を考えている皆様に向けて、日本政策金融公庫の創業融資を利用する方法についてお伝えいたします。日本政策金融公庫は、国がバックアップしている公的な金融機関で、中小企業や個人事業主の方々が新たなビジネスを立ち上げる際のサポートを行っています。特に横浜市内での創業をお考えの方には、この情報が大変役立つことと思います。
そこで、日本政策金融公庫の創業融資について、解説させて頂きます。
これから起業する方に、日本政策金融公庫をおすすめする理由
みなさま、起業の道を歩まれる方々は、多くのチャレンジと決断に直面されることでしょう。その中でも資金調達は、事業を始める上での最大のハードルの一つです。そこで、今回は日本政策金融公庫という選択肢をご存知でしょうか?こちらは、これからの起業家たちに多くのメリットを提供しています。以下、日本政策金融公庫をお勧めする理由をご紹介いたします。
低金利での融資
公的な金融機関である日本政策金融公庫は、民間の銀行と比較して低金利で融資を行うことができます。これは、初期投資が必要な起業家にとって大変魅力的なポイントです。
融資の幅広さ
小さな資金から大規模な資金まで、様々なニーズに合わせた融資が可能です。これにより、ビジネスの規模や段階に合わせて適切なサポートを受けることができます。
初心者に優しい
起業初心者や経験が少ない方でも、アドバイスやサポートを受けられる体制が整っています。具体的なビジネスプランの提案やアドバイスなど、成功への一歩をサポートしてくれます。
保証人不要のプランも
一般的に、融資を受ける際には保証人が必要とされることが多いですが、日本政策金融公庫にはそのような条件が緩和されています。これにより、起業家は融資を受けやすくなります。
地域との連携
各地域の経済情勢やニーズをよく理解しており、地域と連携しながらのサポートが得られます。これにより、地域に根付いたビジネスを築く手助けを受けられるでしょう。
起業は容易なことではありませんが、日本政策金融公庫という強力なパートナーがそばにいれば、その挑戦が少しでも軽減されることでしょう。資金調達の選択肢として、ぜひとも日本政策金融公庫をご検討いただければ幸いです。
横浜の日本政策金融公庫の支店はどこ?
横浜で起業される方が、日本政策金融公庫から創業融資を受けたい場合、「日本政策金融公庫 横浜支店」と「日本政策金融公庫 横浜西口支店」の2つのどちらかに申請されることになります。
横浜支店
〒231-8831横浜市中区南仲通2-21-2
最寄り駅:日本大通り駅
詳細URL:https://as.chizumaru.com/jfc/detailMap?account=jfc&accmd=0&bid=372
横浜西口支店
〒220-0004横浜市西区北幸1-11-7(日本生命ビル)
最寄り駅:横浜駅
詳細URL:https://as.chizumaru.com/jfc/detailMap?account=jfc&accmd=0&bid=67
日本政策金融公庫の創業融資制度は?
皆さま、起業の際に資金調達は避けて通れない大きな課題となります。その中で、公的なサポートを受けることができるのが「日本政策金融公庫の創業融資」です。この制度について、詳しくご紹介いたします。
融資制度
創業者向け融資制度は、「新創業融資制度」となります。
※2023年8月16日現在
目的
創業融資は、新たに事業を始める方々をサポートするための制度です。起業時の資金需要や、初期投資をカバーするための資金を提供することを主な目的としています。
対象となる資金の使い道としては、「設備投資」や「運転資金」となります。
融資対象
新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方が対象です。これにより、新しい事業の成長や拡大をサポートします。
融資額
融資限度額は3,000万円ですが、運転資金は上限1,500万円となります。
金利
民間の金融機関と比較して低金利での融資が可能。具体的な金利は、融資の内容や期間によって異なりますが、公的な支援を受けるため非常にリーズナブルです。
着金までの期間
審査を始めてから、実際に融資が着金するまでの期間は、3週間~1ヶ月半程度は見ておかれることをおススメいたします。
(※案件ごとのご状況によって、前後する可能性があります)
返済期間
運転資金で7年程度が目安となります。起業直後の厳しいキャッシュフローにも柔軟に対応できるような返済プランが組めます。
保証人・担保
原則、担保・保証人は不要となっており、いわゆる無担保・無保証で融資をお受け頂くことが可能です。
相談窓口
各地に支店を持つ日本政策金融公庫では、専門の相談員がビジネスプランのアドバイスや融資に関する相談を受け付けています。初めての起業に不安を感じる方でも安心して利用できるサポート体制が整っています。
創業時期は、多くの挑戦とともに、貴重なチャンスが広がっています。そのスタートダッシュを、日本政策金融公庫の創業融資制度とともに切り出してみてはいかがでしょうか。夢を実現する一歩を、しっかりとしたサポートとともに踏み出してください。
日本政策金融公庫から融資を獲得する2つのポイント
日本政策金融公庫が注視するポイントを知り、申請に向けて準備をしておくことで、融資獲得の成功率が上がります。
日本政策金融公庫は、「自己資金が十分にあるか」、そして、「これから行う事業の経験が十分にあるか」を注視します。
・自己資金について
「自己資金」が多いほど、融資の成功確率はもちろん、調達できる金額も増える可能性があります。
「自己資金」とは起業される方が、準備して貯めてこられたお金を指します。
タンス預金など、手元に現物のお金を貯めておいた場合は、見せ金ではないことの確認がしにくく、自己資金とはみなしてくれない場合があります。
一番確実なのは、特定の銀行口座に、長い準備期間の中で着実に自己資金を貯めておかれることです。
自己資金を多く見せようとして、融資審査の直前に知り合いからまとまったお金を借りるなどしても、面接の際に指摘されますのでご注意ください。
しかし、ご親族から贈与を受けた場合は自己資金とみなされるなど、事情によって扱いは異なります。
もし、自己資金が不足していることで、審査に落ちてしまったとしても、半年以降にもう一度審査を受けることができます。
再審査までの間に自己資金を増やしておくことで、再審査で融資を獲得できたケースもあります。
・これから行う事業の経験について
日本政策金融公庫は、あなたがこれから行う事業について、十分な経験やノウハウがあるかを注視します。
具体的には、起業後に実施する事業に関する経験、実績です。
まったく経験の無い事業を始める場合は、審査に落ちやすくなります。
経験・実績が無い場合でも、経験・実績のある方をメンバーに引き入れたり、フランチャイズ等を利用してノウハウを買う場合は、審査に通る可能性が上がります。
しかし、一番良いのは社長様ご自身に経験・実績があることとなります。
もし、これから起業をお考えで創業融資をご検討の方は、経験・実績が見られることを意識しながら、経験・実績作りに取り組まれることをおススメさせて頂いております。
経験については2~3年程あれば、審査に通る可能性が十分に出てきます。
6年以上あれば申し分ないです。
経験・実績不足で審査に落ちてしまったとしても、経験・実績を積んでから再申請することで、再審査に通る可能性があります。
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融資に一度落ちてしまうと、6ヶ月間は再申請することができません。
事業を始める時期が既に決まっている方は、一発勝負となりますので準備に取り組まれることをおススメいたします。
日本政策金融公庫の融資審査に通るか、ご不安な方もいらっしゃるかと思います。
そこで活用頂きたいのが、当事務所の無料相談です。
毎月5組限定で、無料相談をお受けしておりますのでぜひご利用ください。
融資の事はもちろん、会社を始める際のお手続きなど、起業に関するご相談を承っております。
事業を立ち上げるには、やることがたくさんあります。
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