横浜――日本の経済の中心のひとつともいえるこの都市は、古くから国際的な港町として、多様な文化やビジネスが交錯する場所として知られています。近年では、イノベーションの拠点やスタートアップの活動が盛んになり、新しいビジネスのチャンスが溢れているのを感じます。しかし、一方で事業を拡大するためや新しい事業をスタートするための資金調達は、多くの企業家や起業家にとっての大きな課題となっています。
そんな中、日本政策金融公庫が横浜のビジネスの支援を強化しています。特に事業融資に関して、多くの事業者が利用するチャンスが増えてきたのです。では、具体的に日本政策金融公庫の横浜支店はどこにあるのでしょうか?また、その融資のメリットや申請の際のポイントにはどのようなことがあるのでしょうか。
このコラムでは、これらの疑問を詳しく解説していきますので、事業の拡大や新しいチャレンジを考えている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
日本政策金融公庫の横浜支店はどこ?対応エリアは?
日本政策金融公庫の横浜支店へのアクセスについてご紹介させて頂きます。
住所:
〒231-8831
横浜市中区南仲通2-21-2
近い駅:
日本大通り駅 (横浜高速鉄道みなとみらい線)
関内駅 (横浜市営地下鉄ブルーライン)
馬車道駅 (横浜高速鉄道みなとみらい線)
関内駅 (JR)
対応エリア:
・国民生活事業
横浜市中区
横浜市南区
横浜市磯子区
横浜市金沢区
横浜市港南区
横須賀市
鎌倉市
藤沢市
茅ヶ崎市
逗子市
三浦市
葉山町
・中小企業事業
横浜市
川崎市
横須賀市
鎌倉市
藤沢市
茅ヶ崎市
逗子市
三浦市
三浦郡
・農林水産事業
神奈川県
以下に、日本政策金融公庫様の公式の店舗情報ページのURLを記載させて頂きます。
日本政策金融公庫のメリットとおすすめする理由
日本政策金融公庫は、日本の経済や地域社会の発展を支援するために設立された公的な金融機関です。中小企業や起業家など、さまざまな事業者の資金調達を支援するための多彩な融資メニューが提供されています。では、その中で特に注目すべきメリットと、なぜこの公庫をおすすめするのか、その理由をご紹介いたします。
低い金利
日本政策金融公庫の融資は、民間金融機関と比較して低金利での提供が特徴です。これにより、長期の事業資金としても、負担を軽減できます。
豊富な融資メニュー
起業家のための初期投資支援から、研究開発、施設投資、海外進出など、様々なシーンに合わせた融資プランが揃っています。
融資の審査が厳しくない
通常の銀行などの融資と比べ、審査が厳しくなく、新しい事業や技術に挑戦する企業に対しても、比較的柔軟に融資が可能です。
支援体制の充実
単に資金を提供するだけでなく、ビジネスプランの作成や経営相談など、総合的な支援が受けられます。これにより、事業の成功確率を高めることが期待できます。
おすすめする理由
公的な信頼
日本政策金融公庫は政府が背景にある公的な機関であり、その安定性や信頼性は高いと言えます。
資金調達の難しい場面でも支援
通常の銀行では難しいとされる、新規事業や研究開発の初期段階での資金調達も、日本政策金融公庫ならば可能です。
地域社会の振興にも寄与
地域の中小企業や産業振興をサポートする観点からも、公庫の融資は大きな役割を果たしています。
結論として、日本政策金融公庫の融資は、事業拡大や新規事業の立ち上げなど、多くのビジネスシーンでの強力なパートナーとして期待できます。その安定したサポート体制と柔軟な対応は、多くの事業者にとって大きな魅力となっています。
日本政策金融公庫への融資申請のポイント
これから事業を行う方なのか、既に事業を行っている方なのかで、細かくはポイントが異なりますが、ここでは、どちらにも大切なポイントとして3つご紹介させて頂きます。
①借入の返済が可能である根拠を示すことに注力
金融機関としては、貸したお金がきちんと返ってくるのかが一番気になります。
そのため、申請資料の作成や、担当者との面接の際には、「借入の返済が可能である根拠」を示すことに注力して頂く必要があります。
「なぜ融資を受けたいのか」を伝えるのはもちろん大事ですが、「返済が可能である」ということを示すことも同じか、それ以上に大切です。
しかし、いざ申請となりますと、「なぜ融資を受けたいのか」ばかりの説明に終始してしまう場合も、少なくありません。
「返済が可能である」ことを、しっかり窓口担当者にプレゼンすることが大切です。
②口頭だけの説明は避け、なるべく書面にまとめて説明する
多くの場合、社長様の窓口になる担当者は、融資の決済権限を持っていません。
窓口担当者に説明した内容を、正しく融資の決済権限がある上長に伝えるために、口頭だけの説明は避け、なるべく書面にまとめて伝えることをおすすめします。
日本政策金融公庫のホームページからダウンロードして使用する、所定の申請フォーマットは、記載欄が限られている場合が多く、十分な情報が記載しにくい場合もあるかと思います。
その場合は、資料を追加で作成し、一緒に持参することをおすすめします。
資料といって、パワーポイント等のプレゼンソフトで作りこむ必要はありません。
ワード等の簡単なテキスト編集ソフトで、説明する予定の内容を記載して持参することをおすすめいたします。
③大きくリスクのある事業展望より、身の丈に合ったリスクの低い事業展望
もう一つ、注意して頂きたいこととして、申請資料や面接の際には、大きくリスクのある事業展望より、身の丈に合ったリスクの低い事業展望を伝えることをおススメしています。
少し極端な表現かもしれませんが、今の売上を超えた借入や、倍々ゲームで増えていくような事業展望は、身の丈に合っていないとみなされ、審査に落ちてしまう場合があります。
社長様の目標を大きく持って頂くことを否定しているわけではありません。
しかし、金融機関からの融資調達という場合においては、身の丈に合ったリスクの低い事業展望の方が、貸し倒れのリスクが低いと評価されやすくなります。
もちろん、ケースバイケースですので、融資調達をご検討の方はぜひ一度、当事務所の無料相談をご利用ください。
実際の申請事例から、社長様の目標・プランにあった融資調達戦略を一緒に考えさせて頂きます。
これから事業を始める方は、下記の記事も参考になりますので、ぜひご覧頂けますと幸いです。
おすすめブログ記事
結論として、日本政策金融公庫への融資申請は、事前の十分な準備と明確なコミュニケーションが非常に重要となります。事業計画の現実性や将来性をしっかりと伝え、融資の必要性とその有効活用方法をアピールすることで、成功の確率を高めることができます。
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実は、日本政策金融公庫の場合、融資申請に一度落ちてしまうと、6ヶ月間は再申請することができません。
事業を始める時期が既に決まっている方や、資金が必要な時期が決まっている方は、一発勝負となりますので準備に取り組まれることをおススメいたします。
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