税理士を利用して融資を受けると得する?!

税理士を利用して融資を受けると得する?!

融資なら自分でもできるかも!
税理士に頼んでもお金がかかるだけで自分で手続きした方がよいのではとお考えの経営者様も多く、確かにご自身だけでお手続きは可能です。
ただ、税理士に融資サポートの依頼をすることで融資審査の面でも利率の面でもメリットがあるのをご存じでしょうか? 今回はそのメリットをご紹介いたします。

 

税理士が作成した事業計画で融資審査すると有利になる?!

事業計画は自分しか分からないから税理士に頼んでも一緒なのではとお考えの方は少なくないのではないでしょうか?
実は事業計画を作るにはそもそも会計知識がなければなりません。
単純に売上から経費を引いた残りの利益を入出金のみで計算するだけではなく、大きな購入があれば一括ではなく減価償却費という形で経費計上するなど複雑な会計ルールがあります。
正しい損益計算で事業計画を作成しなければその計画書の信用度が低くなり、審査に大きな影響を及ぼします。 また、審査は一度落ちてしまうとそれが記録に残ってしまうため、次の審査が厳しくなってしまいます。
融資審査の実績を多く積んでいる税理士であれば融資に通りやすい計画書がどのようなものか分かっている上で作成するため、そのようなリスクも少なくなります。

 

税理士の協力で借入利率が下がる?!

実は税理士がサポートすることによって利率が下がる場合があることをご存じでしょうか? 全ての税理士が対応できるわけではないですが、例えば日本政策金融公庫では認定支援機関を取得している税理士経由であれば金利が下がります。
確かに税理士への支払いが発生しますが、融資が実現しやすく金利も下がるため、大きなメリットを感じることができます。
また、融資金額を予定よりも多く獲得できたというケースもございます。

 

いろんな融資の種類がある?!

融資にはその目的によっていろいろな種類がありますが、それを経営者が把握するのは大変困難です。
ある金融機関に他の金融機関の情報を聞き出すのもなかなかできません。 日本政策金融公庫をはじめ各金融機関とのパイプがあるため、その事業者に一番マッチするものを提案することができるのは実は税理士です。
融資先を選ぶことについて税理士が一番客観的な立場にいますので、より経営者の考えに近い立場で一緒に考えることができます。

 

自分で進めるべきか?税理士と進めるべきか?

特に会社設立した当時は資金繰りが厳しいので、自分でできるものはできるだけすべきではあります。
ただ、融資などの重要なポイントでつまづいてしまうと自分の思い描く成長ができなくなってしまうかもしれません。
税理士を利用することで優遇される面も多くありますが、融資に強い税理士とそうでない税理士がいますので、自分と同じベクトルを向いた信頼できる税理士を探せるとベストですね。